展覧会 前期高齢者も頑張っています
先週8月3日から6日までの間、東京文京区のシビックセンターで高校時代の同級生有志による展覧会(文芸展?)を催した。大勢の出展者を束ねコージネーションを取ることの難しさを厭と言うほど感じながら何とか盛況の内に展覧会を終了させた事でコージネターとしての肩の荷も降りホットしている。
来訪者も700名を越しその盛況ぶりにビックリさせられたが、多くのアマチュア芸術家(?)は自分の作品を発表したいと思いながらこの種の場を得る事の難しさやアマチュアであるが故に出展することへの一種の気恥ずかしさでなかなか行動に移せないでいるのが実態であろう。特に私達のように前期高齢者(?)にとってはその思いは強いかもしれない。見に来ていただいた多くの人達から企画の良さと出展できることの羨ましさを偽らざる気持で話をしていただいたことがそれを物語っている。この企画のキャッチフレーズを
としたことが共感を呼んだのかも知れない。果たして次回はどんな形になるであろうか。肩の荷の重さに躊躇しながらも何とか続けていければと願っている。





来訪者も700名を越しその盛況ぶりにビックリさせられたが、多くのアマチュア芸術家(?)は自分の作品を発表したいと思いながらこの種の場を得る事の難しさやアマチュアであるが故に出展することへの一種の気恥ずかしさでなかなか行動に移せないでいるのが実態であろう。特に私達のように前期高齢者(?)にとってはその思いは強いかもしれない。見に来ていただいた多くの人達から企画の良さと出展できることの羨ましさを偽らざる気持で話をしていただいたことがそれを物語っている。この企画のキャッチフレーズを
ちょっとだけ気恥ずかしく
ちょっとだけ志高く
ちょっとだけ夢を見たい
ちょっとだけ志高く
ちょっとだけ夢を見たい
としたことが共感を呼んだのかも知れない。果たして次回はどんな形になるであろうか。肩の荷の重さに躊躇しながらも何とか続けていければと願っている。





国宝薬師寺展
ゴールデンウイークの最終日、五月晴れに誘われて上野の森へ出かけた。国立博物館で開催されている国宝薬師寺展を見るためである。薬師寺の国宝を見るのは高校の修学旅行で奈良を訪れた時以来で大いに期待して出かけたのだが美術館の入り口は既に長蛇の列で入場するのに30分待ちの状態であった。
薬師寺の国宝がこれ程一度に寺の外に出て行くのは初めてのことらしく人の多さはこの国宝展が多くの人々に日本の歴史と仏教美術への興味を駆り立ててくれていることの証拠かも知れない。館内は当然ながら大変な混雑振りではあったが多少の窮屈さを我慢すれば十分に堪能できる。
展示されている一つ一つが感動を与えてくれる。そんな中で圧巻はやはり日光菩薩と月光菩薩であろうか。見た瞬間その美しさと顔の穏やかさに言葉にならないほどの感動を覚える。これぞまさしく日本人の心の故郷であり心の癒しの世界であることを感じさせてくれる。
お寺に鎮座している場合は光背があるため像の後ろ姿を見ることが出来ないが展示では光背が取り除かれているため後ろ姿も充分その美しさを見ることができる。遠くから見ても近くから見ても左右から見ても後ろから見ても表情が穏やかで美しく心を癒してくれる。見終わっても余韻の残る展示会であった。

入り口に大きなポスターが貼ってあったものを写真に収めた。

次から次と観覧者が絶えない。
薬師寺の国宝がこれ程一度に寺の外に出て行くのは初めてのことらしく人の多さはこの国宝展が多くの人々に日本の歴史と仏教美術への興味を駆り立ててくれていることの証拠かも知れない。館内は当然ながら大変な混雑振りではあったが多少の窮屈さを我慢すれば十分に堪能できる。
展示されている一つ一つが感動を与えてくれる。そんな中で圧巻はやはり日光菩薩と月光菩薩であろうか。見た瞬間その美しさと顔の穏やかさに言葉にならないほどの感動を覚える。これぞまさしく日本人の心の故郷であり心の癒しの世界であることを感じさせてくれる。
お寺に鎮座している場合は光背があるため像の後ろ姿を見ることが出来ないが展示では光背が取り除かれているため後ろ姿も充分その美しさを見ることができる。遠くから見ても近くから見ても左右から見ても後ろから見ても表情が穏やかで美しく心を癒してくれる。見終わっても余韻の残る展示会であった。

入り口に大きなポスターが貼ってあったものを写真に収めた。

次から次と観覧者が絶えない。
映画「グッド・シェパード」
今日、映画「グッド・シェパード」を観てきた。朝10:15の開演とのことで朝食を早めに済ませ慌ただしく家を出た。映画館にたどり着いたのが10:05。既に切符を求める客が並んでいる。こんなに早く映画を見に来るのは余程の暇人であろうと自らを棚に上げ漸く切符を手にして中にはいると何と客は数える程度でガラガラである。どうやら殆どの客は最近封切りされた「続Always 3丁目の夕日」を見に来ていたらしい。
所でこの「グッド・シェパード」は最近観た映画の中では結構見応えのある映画であった。第二次世界大戦後の冷戦構造時代に1961年のキューバを舞台にしたピッグス湾事件を題材にしている。亡命キューバ人を訓練してカストロ政権を転覆させようとしたが敵(旧ソ連)に漏れた極秘情報が元で失敗してしまうと言う歴史的事実の裏で、アメリカ(CIA)と旧ソ連(KGB)との熾烈な諜報合戦があり情報漏洩元を探ろうとする主人公の諜報員(CIA)とその家族の悲劇的な姿が描かれている。「家族を守るのか国を守るのか」という諜報部員としての二者択一的な非情さが家族とは何か国とは何かを考えさせる映画でもある。
1961年頃と言えば私は高校生であった。当時の冷戦構造世界の主人公はキューバのカストロ、ソ連のフルシショフ、そしてアメリカのケネディー大統領である。高校生ながらもひょっとしたら第3次世界大戦が始まるのではないかと思えるほど世界情勢は緊迫感が漂っていた。それを何とか防いだケネディー大統領の手腕に大いに尊敬の念を抱いていたが1963年暗殺されてしまった。一説に寄ればピッグス湾事件が引き金にもなっていると言われている。そんな時代の物語である。
この映画を見終えた後ふと思ったのは映画「ゴッドファーザー」にとても似ていると思った点である。映画の最後にスタッフのリストが出てくるが監督がロバート・デニーロで総指揮(?)がフランシス・フォード・コッポラになっていた。何となく納得である。同時に映画のタイトルが「グッド・シェパード」となっているが何故このようなタイトルなのか不思議に思い帰宅後辞書で調べたら「シェパード」は「イエスキリスト」を意味するらしい。映画の中で「CIA」に何故「The 」が付かないのかと言う件(くだり)があり、「God(神)」に「The」が付かないのと同じだと言う場面がある。成る程これも納得である。
所でこの「グッド・シェパード」は最近観た映画の中では結構見応えのある映画であった。第二次世界大戦後の冷戦構造時代に1961年のキューバを舞台にしたピッグス湾事件を題材にしている。亡命キューバ人を訓練してカストロ政権を転覆させようとしたが敵(旧ソ連)に漏れた極秘情報が元で失敗してしまうと言う歴史的事実の裏で、アメリカ(CIA)と旧ソ連(KGB)との熾烈な諜報合戦があり情報漏洩元を探ろうとする主人公の諜報員(CIA)とその家族の悲劇的な姿が描かれている。「家族を守るのか国を守るのか」という諜報部員としての二者択一的な非情さが家族とは何か国とは何かを考えさせる映画でもある。
1961年頃と言えば私は高校生であった。当時の冷戦構造世界の主人公はキューバのカストロ、ソ連のフルシショフ、そしてアメリカのケネディー大統領である。高校生ながらもひょっとしたら第3次世界大戦が始まるのではないかと思えるほど世界情勢は緊迫感が漂っていた。それを何とか防いだケネディー大統領の手腕に大いに尊敬の念を抱いていたが1963年暗殺されてしまった。一説に寄ればピッグス湾事件が引き金にもなっていると言われている。そんな時代の物語である。
この映画を見終えた後ふと思ったのは映画「ゴッドファーザー」にとても似ていると思った点である。映画の最後にスタッフのリストが出てくるが監督がロバート・デニーロで総指揮(?)がフランシス・フォード・コッポラになっていた。何となく納得である。同時に映画のタイトルが「グッド・シェパード」となっているが何故このようなタイトルなのか不思議に思い帰宅後辞書で調べたら「シェパード」は「イエスキリスト」を意味するらしい。映画の中で「CIA」に何故「The 」が付かないのかと言う件(くだり)があり、「God(神)」に「The」が付かないのと同じだと言う場面がある。成る程これも納得である。
ドンキホーテの街 ラ・マンチャ
三年前に友人と安いツアー旅行でスペインを旅した。その時にドンキホーテの小説で有名なラ・マンチャ地方を訪れカンポ・デ・クリプターナと言う小さな街を散策した。帰国後その街並みをイラストにしようと取りかかったが余りにも複雑で途中で投げ出してしまっていた。最近になって再度取りかかり稚拙ながらも漸く完成したのがこの絵である。
お絵かきソフト(Adobe Illustrator)を使い輪郭を線で結び色を付けていく。当然コンピュータを使用して色を作り出すため水彩画や油絵のように適当にボカス手法が使えない。もちろんグラデーションの手法を活用すればそれなりに出来上がるが結構大変な作業となる。この程度の絵でもおおよそ2週間かかったであろうか。

この街の抜けるような青空が忘れられない。夢と希望と正義を徹底した騎士道精神で貫くドンキホーテの姿は哀れで滑稽だがこの街で蒼く澄んだ空を見ていると何となくドンキホーテにエールを送りたくなる。
お絵かきソフト(Adobe Illustrator)を使い輪郭を線で結び色を付けていく。当然コンピュータを使用して色を作り出すため水彩画や油絵のように適当にボカス手法が使えない。もちろんグラデーションの手法を活用すればそれなりに出来上がるが結構大変な作業となる。この程度の絵でもおおよそ2週間かかったであろうか。

この街の抜けるような青空が忘れられない。夢と希望と正義を徹底した騎士道精神で貫くドンキホーテの姿は哀れで滑稽だがこの街で蒼く澄んだ空を見ていると何となくドンキホーテにエールを送りたくなる。
平山郁夫展
久し振りに都心に出かけ東京竹橋にある東京国立近代美術館で開催されている平山郁夫展を観てきた。
約80点の展示で彼の日本画家としての軌跡が一目で分かる素晴らしい展覧会だった。
展示されている絵は仏教に関する物が主流を占め玄奘三蔵のインドへの求法の道やシルクロードを旅した際の思いが描かれている。何れの絵も立体的に見えてくる不思議さが有り遠くから観るとレリーフを見ているかのようだ。
平山郁夫は東京芸術大学の学長の地位を利用して自作絵の販売を行っているという批判もあるらしいが何処の世界にもある妬みの類であろう。画家は絵が売れなければ評価された事にはならない。日曜画家とは違う。日本画がこれ程迫力をもって迫ってくるのはやはり平山郁夫ならではの筆致だろう。お勧めの展覧会である。
約80点の展示で彼の日本画家としての軌跡が一目で分かる素晴らしい展覧会だった。
展示されている絵は仏教に関する物が主流を占め玄奘三蔵のインドへの求法の道やシルクロードを旅した際の思いが描かれている。何れの絵も立体的に見えてくる不思議さが有り遠くから観るとレリーフを見ているかのようだ。
平山郁夫は東京芸術大学の学長の地位を利用して自作絵の販売を行っているという批判もあるらしいが何処の世界にもある妬みの類であろう。画家は絵が売れなければ評価された事にはならない。日曜画家とは違う。日本画がこれ程迫力をもって迫ってくるのはやはり平山郁夫ならではの筆致だろう。お勧めの展覧会である。
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